「阿部監督も今季は背水の陣」巨人に則本加入で若手の活躍場所はどうなる? 近鉄OB佐野慈紀氏の考察「まだまだ若手が台頭するような状況ではない」新コーチの存在にも着目
さらに佐野氏はこうも続ける。
「ただ、阿部監督の野球というものがどういうものなのか。申し訳ないけど僕には見えてこない。もう少し、阿部監督の色というものを出して欲しい」と注文をつけることも忘れなかった。
首脳陣では今季からかつてのチームメイトでもあるイ・スンヨプ氏を一軍打撃コーチとして招へいした。
「日本野球を知ってるのはプラス。コーチング力は未知数ですが、いまのチームにスンヨプの打撃スタイルがマッチする選手がいるのかという点は気になります」とコメント。
「キャベッジなのか大城の再生なのか。左打者で大きいの打てる選手いませんよね」と昨季チームでは助っ人のキャベッジがマークした17本塁打が最多とあって、かつて左の大砲として一世を風びしたスンヨプ氏の招へい効果にも注目が高まるとした。
最後には「とにかく昨季は勝てなかったんだから、チーム全体でアップデートすることが大事です」と締めくくった。阿部巨人の巻き返しに期待だ。
【さの・しげき】
1968年4月30日生まれ。愛媛県出身。1991年に近鉄バファローズ(当時)に入団。卓越したコントロールを武器に中継ぎ投手の筆頭格として活躍。中継ぎ投手としては初の1億円プレーヤーとなる。近年は糖尿病の影響により右腕を切断。著書「右腕を失った野球人」では様々な思いをつづっている。
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