「人々の記憶に残り続ける」現役引退の小野伸二へ米放送局も惜別の言葉 「天才」の26年のキャリアに賛辞
さらに「日曜日に行われた最後の試合でも、オノの体格を見れば、あと1、2シーズンはプレーを続けることができるだろう」とし、続けて「しかし、彼のキャリアを通してそうであったように、オノは怪我に苦しめられ、その代償は確かに大きかった」とも綴っている。
同メディアは「今、アジアサッカーが生んだ最高の選手を語るとき、彼の名前が真っ先に浮かぶことはないかもしれない」と小野の選手としての印象を記すも、「しかしその天才ぶりは、日本からロッテルダム、パラマタ(オーストラリアの地名)、そしてまた日本に戻ってくるまで、プレーを目の当たりにした人々の記憶に残り続けるだろう」と称えている。
プロデビュー以前より「天才」と評されていた男の引退を惜しむ声は止まない。そして、現役最後のプレーを終えピッチを去る瞬間の光景が物語るように、小野はサッカーという競技において、敵味方を問わず愛される選手だった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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