中日ひと筋13年 「タジ魔神」田島慎二のプロ野球人生を振り返る
■引退セレモニーは10月5日を予定
この頃になると、中日のリリーフ陣はライデル・マルティネスを中心に、若い才能が勝ちパターンを占めていた。田島も勝負どころで打者1人を斬るストッパー的役割で存在感を示していたが、今季は登板機会がガクンと減少。交流戦明けの阪神戦で1回投げて、すぐに抹消されていた。
9月16日、田島の今季限りの現役引退が発表された。球団を通してのコメントは下記の通り。
「13年間たくさんの方に支えていただきここまでこれました。球団からはセレモニーもしていただけるということで、最後バンテリンドームで元気な姿を皆様へお見せしたいです。13年間ありがとうございました」
引退セレモニーは10月5日の本拠地最終シリーズ、DeNA戦で予定されている。願わくは通算462試合目のマウンド姿も見たいが、果たして。
[文:尾張はじめ]
【関連記事】注目集めるミスタードラゴンズの去就 2000安打達成のベテラン野手の移籍はあるか? 球界OBも注目「話をしてもらいたい」
【関連記事】中日の抑え、R・マルティネスは「残竜」なるか 契約切れの今オフに大争奪戦も?
【関連記事】熱意の99球 脅威の「0.64」 "ネクストメジャー"ともいわれる中日の次世代エースの存在とは
1 2