小笠原慎之介は「ブルペンに置くことさえ疑わしい」 現地記者は厳しい評価も覆すチャンスは「まだ残されている」
その中ではメジャー定着を目指す日本人左腕も名前が挙がっているものの、担当記者による厳しい評価が並ぶ。「ナショナルズでのオガサワラは、ここまで救援登板では悪くない内容を見せており、7回1/3で防御率3.68を記録している」と4度のリリーフでの成績を振り返りながら、「しかし、もし2026年開幕戦で彼が先発ローテーションに入っているようなら、ナショナルズを本気で優勝候補として見るべきではない」などとカバッジ記者は訴える。
加えて、「彼は球威に優れているわけでもなく、四球を抑えられるタイプでもない。強い打球を多く打たれてしまうなど、これはメジャーで成功するための条件とは程遠い」と指摘。ローテはおろか、ロースター入りも困難であると説く一方で、以下のようなエールも綴っている。
「正直なところ、2026年にブルペンに置くことさえ賛成できるか疑わしいが、シーズン残りの間での登板で結果を出し、この評価が誤りだったことを証明するチャンスはまだ残されている」
競争の激しい米球界で小笠原はこの先も、自身のポジションを確かなものにすることが出来るか。メジャーリーガーとして成長を続け、大舞台でのさらなる活躍が期待される。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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