DeNA藤浪晋太郎 移籍後3度目の先発は勝ち負け付かず ハマスタ騒然の抜け球連発直後に降板も…登板試合チーム3戦全勝
7回途中2失点で降板したDeNA・藤浪晋太郎(C)産経新聞社
DeNAの藤浪晋太郎が9月7日のヤクルト戦(横浜)で移籍後3度目の先発。初めて中日以外との対戦となったが、7回途中2失点で勝ち負けは付かなかった。チームは8回にダヤン・ビシエドの左前適時打で勝ち越して、3-2で競り勝った。
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ヤクルトは先発投手の小川泰弘を含め、6人の右打者がオーダーに名を連ねた。藤浪は2回先頭のホセ・オスナに浮いたカットボールを左翼席に運ばれた。これが日本球界復帰後の初被弾だった。
しかし、その後はテンポの良い投球で、アウトを重ねた。6回には自軍の桑原将志に左越え4号ソロが生まれ、勝利投手の権利を手に入れた。
6回まで75球。スタミナ面には問題なかったが、7回2死からヤクルト・北村恵吾に左翼線二塁打を許すと、制球を乱した。次打者の中村悠平に対する2、3球目がともに内角高めに抜け、顔面付近へ。3球目の直後には、中村が怒り声を上げ、ハマスタは騒然。結局、四球を与えたところで、三浦大輔監督が交代を告げた。
そして、2番手・森原康平が踏ん張り切れず、代打・宮本丈に右前適時打を浴び、同点とされた。ベンチで戦況を見守っていた藤浪も、顔をしかめて悔しがった。
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