「制球難は直せるという、ある程度、計算は立っていると思う」DeNAはなぜ藤浪晋太郎に白羽の矢を立てたのか AIを用いた動作解析にも定評 球界OBの考察 ＂女房役＂にも言及
また求められる役割についても言及。メジャーでは救援の役割を担っていたが「先発である程度、余裕を持って5、6回」と、先発ローテーションの1人として支えることを期待。再び先発と役割がかわったとしても「投げるスタミナ自体は持ち合わせている 地肩の強さはあると思う」と十分、役割はこなせるとした。
また藤浪が安定したパフォーマンスを発揮していた時代も振り返り、直球が160キロ前後を記録しながら「まっすぐ待っていたら、スライダー、フォークが来る」「自在だったよね」と打者にとってはタフな投手だったとした。
その上で、日本での投球に関しても、ストライクゾーンを広く取りながら、「抜ける印象を逆手に取れればいいと思うし」と荒れ球を武器として、強気に攻められるかも鍵を握るとした。
バッテリーを組む女房役に関しても言及。チームには大阪桐蔭の後輩、松尾汐恩も在籍するが、「でも（山本）祐大がいいのかな」と守備にも安定感のある山本を推す。
最後は「俺は期待している やらないとDeNAが沈んでいく」と球団OBらしく、藤浪の活躍を願うとともに、首位阪神を追うにあたっても大事な存在になるとした。
チームではすでにマイク・フォードを獲得、元中日のダヤン・ビシエドとも交渉、攻守にわたって積極補強を進めるチームが目指すのは昨年果たせなかった、リーグ優勝からの日本一だ。
果たして戻ってきた剛腕がどんなピッチングを見せてくれるのか。存在が高い注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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