米球界で苦闘した藤浪晋太郎をDeNAはどう起用すべきか レジェンドOBが説いた“獲得成否の鍵”「潜在能力は素晴らしい。どう表現するか」
レジェンドも藤浪の球界屈指のデータ量を誇るDeNA入団を好意的に見る。現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏は、7月20日にTBS系「サンデーモーニング」に生出演。そこで「（藤浪の）潜在能力は素晴らしいんでね。それをどうやって表現するかっていう。それを表現できるだけのものを与えられる、DeNAがノウハウ持っているから獲ったんだろうと思う」と推測。そして、“成功の鍵”を端的に指摘した。
「後は監督がどういう使い方をするかっていうのは現場次第ですよ」
起用法はいまだ不透明ではある。DeNAの先発陣は、東克樹、アンドレ・ジャクソン、アンソニー・ケイの“3本柱”が安定した力を発揮しているものの、5番手以降が固定できていない。一方で救援陣においても今季に守護神を任されてもいた入江大生が右前腕の神経障害により12日に選手登録が抹消。駒不足に悩まされている感は否めない。
本人が強いこだわりを持つとされる先発抜擢か、はたまたメジャーで磨き上げてきた中継ぎでの再起か。いずれにしろ、三浦大輔監督をはじめとする首脳陣のプランニングが藤浪にとっても改善に向けた肝となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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