松山晋也、岩瀬・藤川と肩を並べる「46セーブの偉業」 18年ぶり新記録をかけて元同僚と一騎打ち

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松山の記録達成に期待が高まる(C)産経新聞社

 クローザー1年目で歴史に名を残した。

 中日の守護神・松山晋也は、9月28日の阪神戦(甲子園)でシーズン46個目のセーブを記録。2005年の岩瀬仁紀(中日)、07年の藤川球児(阪神・現監督)のリーグ記録に並んだ。

【動画】松山晋也が46セーブ目に雄叫び! 阪神・佐藤輝明を155キロの豪速球で三振に打ち取ったシーン

 プロ入り3年目の松山は今季から抑え役を任されており、いきなりの大台到達である。

 ダイナミックな投球フォームから繰り出す、常時150キロ台中盤の速球と切れ味鋭いフォークの2球種で打者を制圧——。これが松山のスタイルで、プロ入り当初から変わらない。どんな相手にも怯まず、立ち向かっていく。

 28日の試合もそうだった。味方がビハインドを跳ね返し、逆転した直後のマウンド。先頭の近本光司を三振に抑え、中野拓夢に安打を打たれてから、背番号90はギアをもう一つ上げた。

 この日3安打を打っていた森下翔太をセンターフライに打ち取り、最後は本塁打・打点の二冠を走る佐藤輝明を空振り三振。低めの出し入れで並行カウントを作り、決め球は高めの155キロだった。投げた後、センター方面を向いての雄叫びや、ほとばしる気迫から来る「ガンギマリ」ぶりは、ファンにとってはおなじみだ。

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