連敗中の中日に追い討ち…守護神・松山晋也が「上肢のコンディション不良」で抹消 代役クローザーは? 奮起が期待される投手は?

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■代役筆頭は清水達也か

 ただ、ペナントレースは続いていく。まだ半分近くの試合が残っている。7月31日に迫った支配下登録期限に向けて緊急補強やトレードが検討されるだろうが、まずは現有戦力から代役クローザーを立てる必要がある。

 筆頭は清水達也になる。これまでは松山の前、8回を担当しており、昨季まで3年連続50試合以上登板と経験豊富。今季もリーグ2位の25HP、防御率0.91をマーク。抑えの経験はそこまで多くないが、150キロ超の速球とフォークの組み合わせは松山と一緒。遜色ない投球を見せてくれそうだ。

 清水とともに勝ちパターンを期待されるのが橋本侑樹だ。左腕から繰り出す快速球と「死神の鎌」を称されるスライダーは、好調時は手がつけられない。課題の制球難も克服されており、直近はリード時の7回を任されることが多かった。シーズン通算の被打率が.153、WHIP(1イニングあたりの与四球+被安打)は0.85と、ともに松山を上回っている。

 また、松山に代わって昇格したジュニオル・マルテにも奮起を期待したい。推定年俸1.9億円の大枚を叩いて獲得したリリーバーは、ここまで22試合登板で防御率2.66と、まずまずの数字。ただ、元々はクローザー候補として獲得しただけに、ここで真価を発揮してもらわないと来季以降の契約にも影響する。

 正念場が訪れている中での守護神離脱は、正直ダメージが大きい。今は軽傷を祈りつつ、現状のメンバーでその穴を少しでも埋めていければと思う。

[文:尾張はじめ]

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