大谷翔平への申告敬遠提案に「ふざけるな!」 ベンチで葛藤し、放送禁止用語を口にした敵将の決断に脚光「本当に敬意しかない」

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 マーリンズ投手陣は大谷を抑えきれなかった。それでも試合後のインタビューで「(敬遠は)野球的にも悪い行動だと思った」とシューメーカー監督は決断のワケを説明。そして「恐れずに立ち向かったチームを誇りに思うし、野球はそうあるべき」と自軍を褒めちぎった。

 結果的に歴史的な金字塔に繋がった采配ではあった。そんな野球界を慮って勝負を選んだ44歳の青年指揮官には称賛が集まっている。

 ドジャースの専門ポッドキャスト番組『Locked on Dodgers』でホストを務めるジェフ・スナイダー氏は「シューメーカーは、一塁が開いている時にオオタニを迎えた2打席とも、4本の指を立てなかった(申告敬遠の意)。本当に敬意しかない」と脱帽。さらに元ドジャースで、米スポーツ専門局『Sports Net LA』で解説を務めるジェリー・へアストンJr.氏も「よく言った」とシンプルな言葉で称えた。

 申告敬遠を避けた作戦をふまえ、「マーリンズにとっては良くない日だったけど、野球にとっては良い日だった」と語ったシューメーカー監督。傑物を恐れず、チームの経験のために勝負を選択した采配は、まさにあっぱれであった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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