「ひどくつまらない」初のPSを“ただただ楽しむ”大谷翔平を羨むしかできず…エ軍専門サイトが嘆き「オオタニを応援するのは難しい」

タグ: , , , 2024/10/7

感情を爆発させ、チームを牽引した大谷。そのポストシーズンでの振る舞いにはあらゆる反響が相次いだ。(C)Getty Images

「雰囲気自体が凄く興奮、熱気で、本当にただただ楽しいなというゲームでした」

 現地時間10月5日に行われたパドレスとの地区シリーズ第1戦を振り返り、大谷翔平(ドジャース)はそう語った。メジャーリーグに移籍して7年目にしてようやく体験するポストシーズン。ヒリヒリとした勝負の舞台を偉才は謳歌しているように見えた。

【動画】ポストシーズン初アーチ!大谷翔平が感情あらわの“絶叫”3ランを放つ

 劣勢ムードを一振りで吹き飛ばした。3点を追っていた2回2死一、二塁。パドレス先発右腕ディラン・シーズと対峙した大谷は4シームを強振。速度111.8マイル(約180キロ)で飛んだ打球はあっという間に右翼席に突き刺さった。

 打った瞬間に感情が爆発した。本人は「状況も状況だったし、特にメジャーリーグの中でもトップクラスの素晴らしい投手が相手だったので凄くうれしかった」と語ったが、バットを放り投げて何度も雄叫びをあげる姿は、まさに野球少年のそれ。心の底から勝負事を楽しんでいるように見えた。

 真価を発揮した大谷。その輝かしいパフォーマンスを羨望の眼差しを向けるのは、古巣の界隈だ。日夜、エンゼルスのあらゆる情報を発信している専門サイト『Halo Hangout』は、「残念ながら、我々は彼の活躍から目をそらすことはできずにいる」と書き出し、「ショウヘイ・オオタニを失ったことは、エンゼルス、特にファンにとって十分に辛いことだった。だが、彼はいよいよポストシーズンに出た」と強調。ドジャースでの活躍を羨んだ。

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