大谷翔平、球宴で“唯一”の勝利投手&本塁打を達成! 「1本いいのが打てて良かった」第2打席で3ラン 試合はア・リーグが勝利
大谷が球宴で確信の3ランを放った(C)Getty Images
ドジャースの大谷翔平が現地時間7月16日(日本時間17日)、レンジャーズの本拠地・グローブライフ・フィールドでのオールスターゲームで、ナ・リーグの「2番・DH」でスタメン出場。2打数1安打3打点と活躍した。試合は3-3の同点で迎えた5回、ア・リーグがジャレン・デュランの2ランで勝ち越しに成功し、3-5でそのまま逃げ切った。MVPは決勝弾を放ったデュランが獲得している。
初回の第1打席は四球。3回無死一・二塁の第2打席で、球宴初本塁打となる3ランを右翼席へ放った。打球速度103.7マイル(約166.9キロ)、飛距離400フィート(約122メートル)、角度29度の確信の一発は先制弾となった。5回の第3打席は空振り三振に終わった。7回は代打を告げられて4度目の球宴は3打席で退いている。
試合中、ベンチで『NHK』のインタビューにも応じ「先制点を取れて良かったと思います。いいスイングだったなと思います」と話し、「オールスターはなかなか打てていなかったので、1本いいのが打てて良かったなと思いました」と喜んだ。
夢舞台で史上初の快挙を達成した。米メディア『OptaSTATS』はXで、「ショウヘイ・オオタニはMLB史上唯一、オールスターゲームのマウンドで勝利し、打席でホームランを打った選手である」と紹介している。大谷はエンゼルス時代の2021年の球宴で勝利投手になっている。