「存在自体が常識外れ」「理解が出来ない」百戦錬磨の敵将が愕然とした9K快投 大谷翔平が見せつけた二刀流の“原動力”とは?
もっとも、本人は現状に満足はしていない。試合後に米スポーツ専門局『Sports Net LA』などの取材に応じた大谷は「今日に関してはちょっと球数もかさんでいるので、5回投げきれるかどうかも微妙なところでしたし」と淡々と回想。その上で「リハビリの段階としてはまず真っ直ぐ、ファストボールをしっかりいい球速で投げ切るということが1番。そういうコミュニケーションの中でやってきて、カーブやスプリットは1番最後の段階なので、これがしっかり投げきれれば、自分の中でフルでいけるんじゃないかなっていう自信がしっかり持てるかなと思います」と先を見据えた。
どれだけ周囲から褒められようとも驕らず、自らの課題を向き合い続ける。この姿勢こそが、現球界で唯一無二とされる二刀流が継続できる原動力と言えるのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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