「オオタニを軽く見すぎている」大谷翔平への“逆風”に米アナリストが異論! 一部で強まる「投手をやめるべき」の声を嘆く

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 かねてから大谷を「地球上で唯一無二」と評してきたバーランダー氏。二刀流の偉才ぶりに心酔してきたからこそ、米球界内で生まれている“異論”に反発する。

「何度か悪い内容のピッチングは続いた。もちろん、そういう時はある。しかし、なぜ防御率だけですべてを評価しようとするんだ? もっと試合内容やボールの質を見るべきだ。ショウヘイの投げるボールは十分に通用しているし、衰えてはいない。彼は、まだリハビリ中だけど、ハイレベルな投球をしている。普通の投手なら、まだ山あり谷ありの時期だ。メジャーの試合に戻れていないかもしれない」

 さらに「少しでもネガティブなことに言及して過小評価するのは視野が狭い」と大谷を擁護したバーランダー氏は、「彼は今、打ちながらリハビリをしているんだ。誰もが彼のやっていることを軽く見すぎている」と主張した。

「いいかい? 彼はリハビリ投球を続けながら、シーズン50本塁打に近づいているんだ。個人的には『打者に専念した方が良い』なんて意見は冷静になるべきだと思う。絶対に間違っているからだ。ショウヘイはやりたいと思う限り、今の状態を維持していく。

 彼が投手をやめるかどうかを決められるのは、この地球上で彼自身もしくは、彼の奥さんぐらいだ。デーブ・ロバーツやドジャースの幹部たちでもない。彼にはその権利があるし、それだけのことをやってきたんだ」

 おそらく大谷の起用法を巡る議論は今後も尽きることはない。そうした中で、本人がいかにして決断を下すかは、世界的な注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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