2億超えの価値に…大谷翔平の50号記念球の狂騒曲に米弁護士も愕然 “真の所有権”を巡って波紋拡大「断定は難しい」

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 ボールの所有権が波紋を呼びそうな展開となる中、米スポーツ専門局『ESPN』は、「オオタニの50-50を決めるボールの所有者は誰?」と銘打った企画記事を掲載。国内の弁護士や法律家にマタスさんやダビートフさんに権利が発生する可能性があるかを聞いている。

 興味深かったのは、かつて同様にホームランボールを巡る裁判に携わった弁護士のコメントだ。2001年にバリー・ボンズ(当時ジャイアンツ)が年間73本塁打を放った際に、その記念球を巡って争った日系アメリカ人のパトリック・ハヤシ氏の弁護人を務めたドナルド・タマキ氏は、「所有権の原則は、各業界の慣習によって決まる。野球の場合は最初に触った者ではなく、最初に手にした者が所有権を得る」と指摘。冷静に今回の騒動に対する持論を展開している。

「断定するのはかなり難しい。問題は、この騒動において、マタスにボールを持っていた男が実際にボールを奪った証拠を証明する人がいるかどうかだと思う。現時点では証拠は不確定であり、適切な対応があるとすれば、ボールを売却し、収益を分割することだろう」

 2つの訴訟が進行する中で価値が膨れ上がる50号ボールはいったいどうなるのか。一連の騒動もまた、大谷の異端ぶりを物語る一例と言えるのかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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