「オオタニは野球界のオーロラ」大谷翔平に新たな“愛称”誕生? 米解説が史上2人目の快挙を絶賛「まさに超常現象だ」
6月に打ちまくり、世界の注目を集めた大谷。その活躍は“オーロラ級”に異次元だ。(C)Getty Images
「打者・大谷」の異次元の活躍ぶりは改めて評価された。
現地11月30日、MLBは今季最も活躍したDHに贈られる「エドガー・マルティネス賞」に大谷翔平を3年連続で選出した。同賞の3年連続受賞は2003年から5年連続で選ばれたデイビッド・オルティス(レッドソックス)以来2人目の快挙となった。
【動画】大谷翔平が日本人初の本塁打王に!圧巻の全44ホームランを一気に見る
苦労も絶えなかった今シーズンだったが、図抜けた打力は証明した。8月に右肘側副靭帯を損傷し、翌月4日には右脇腹を痛めて完全離脱を余儀なくされ、出場試合数はここ3年で最少の135試合にとどまった。しかし、打撃成績は圧巻で、44本塁打を放って日本人選手初の本塁打王を獲得したほか、打率.304、出塁率.412、長打率.654、OPS1.066、151安打、8三塁打はいずれもDH選手でトップの数字となった。
苦しみながらも打者としての異能ぶりを評価された。そんな大谷の規格外さに、現地の識者たちも改めて脱帽している。元アスレティックスの投手で、現在は米スポーツ専門局『NBC Sports』の解説を務めているダラス・ブレイデン氏は自身のX(旧ツイッター)に「オオタニは、私が知る限り、この世界で最高の野球技術が詰め込まれたパッケージである」と指摘。さらに独特の表現で二刀流スターの才覚を称えた。