「もったいない」年間61発ペースの大谷翔平をなぜ1番固定? 米司会がド軍の起用法を疑問視「無駄にしている」
さらに「私はどれだけ美味しいステーキにもガーリックを乗せたい。そういう方が好きなんだ」と独特な言い回しで持論を展開したケニー氏。いわゆる「オールドスクールな野球観」を説く同氏の考えには共演者は反発。かつてメッツやブレーブスでプレーしたMLB捕手のアンソニー・レッカー氏は、「確かにオオタニを4番に据えれば、数字の見え方は変わると思う。だけど、それでチーム全体の生産性が上がるかどうかは分からない」と異論を唱えた。
「オオタニの打順を下げれば、打席数は減って、ホームランは減るかもしれないけど、打点は一気に増えると思う。それこそマニー・ラミレス(元レッドソックスなど)のように年間40本塁打、150打点という“見栄えのいい数字”になるかもしれない。
でも、チーム全体のことを考えたら、オオタニは1番に置いておくべきだ。なぜなら上位陣の中で最も三振率が高いのは彼だからね。走者がいる場面では彼がボール球を振らされる可能性は上がると思うんだ。それに彼の出塁率は4割近いんだ。後ろの打者に勝負を託す方が合理的だ」
どの打順で起用しても機能しそうな大谷。今回の議論はそんな超一流であるがゆえの悩みと言えそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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