「ダイヤモンド上での認識を変えた」大谷翔平の影響は学生球界にも波及!米大学サイトが「二刀流」の選手、指導者の変化に言及
大谷の活躍によってアメリカでも二刀流への見方に変化があったようだ(C)Getty Images
エンゼルスの大谷翔平は、メジャーリーグの舞台で「二刀流」としてプレーし、投打両面で球界トップレベルの実力を示してきた。現在は右肘靱帯を損傷し、手術を受けたことによりプレーから離れているものの、来季は打者として、そして2025年以降で再び、バッターボックスとマウンドでその雄姿がみられるものと伝えられている。
そして、大谷が数々の偉業を成し遂げてきたことにより、近年、メジャーでの二刀流を志しドラフト指名される選手も増えてきており、さらに、その影響はアマチュア球界における指導者にも及んできているようだ。
アリゾナ州立大学により運営されているニュースサイト『Cronkite News』は現地時間9月26日(日本時間27日)、「ショウヘイ・オオタニの活躍がASU(アリゾナ州立大学)を含む野球全体に変化をもたらす」と銘打ったトピックを配信。その中で「エンゼルスのスター、ショウヘイ・オオタニはこの2年間でアメリカの娯楽に革命を起こした。彼の卓越性は、ダイヤモンドの上で何が可能かという認識を変えた」と主張している。
同サイトは「オオタニの存在は、あらゆるレベルの野球界に多大な影響を与えている」と述べながら、ドラフト指名での変化にも言及。「今年7月のMLBドラフトでは、一度のドラフトで最多となる8人の二刀流選手が指名され、過去4回のドラフトで指名された選手の2倍が指名された。この中には、ジャイアンツの1巡目指名で、ドラフト全体23位のプロスペクトとして指名されたブライス・エルドリッジも含まれている」と振り返った。