米国で広まる“史上最高”の声 想像を超えた大谷翔平の3HR&10Kに重鎮記者も感嘆「これは不公平だ」「オオタニは王」
怒涛の活躍でドジャースを連覇に導いた大谷。その活躍に「史上最高」の声が広まっている(C)Getty Images
「オオタニは野球史上最高の選手だ」
そんな言葉が飛び交う異次元のパフォーマンスが、野球の本場を騒然とさせた。
【動画】まさにバケモノ!1試合3発目となった大谷の豪快アーチシーン
現地時間10月17日、ドジャースの大谷翔平は、本拠地で行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場。初回の第1打席に9試合ぶりとなるポストシーズン3号ソロを放つと、第3打席でも4号ソロをマーク。これで完全に感覚を掴んだ背番号17は第4打席でも5号を記録。ポストシーズン史上11人目となる1試合3発の離れ業をやってのけた。
投手として3者連続三振を奪った直後に「打者・大谷」は目覚めた。今ポストシーズンは、この試合まで打率.158(38打数6安打)、2本塁打、6打点、6四球、17三振とスランプ気味だったが、一振りで流れを変えた。
エンゼルス時代の同僚でもある左腕ホセ・キンタナと対峙した初回の第1打席に、フルカウントからの6球目に投じられたスラーブを右翼最上段まで運んだ大谷。ボールを見極めた上での一発は、本人が求めた「質の高い打席」を体現したものとなった。
特大アーチで覚醒した大谷はもう止まらない。4回2死で迎えた第3打席には、相手2番手のチャド・パトリックが5球目に投じたインコース低めのボールゾーンに外れたカットボールを軽々と右翼席場外へ。飛距離469フィート(約142.9メートル)の確信弾に、球場内は興奮の坩堝とかした。






