二刀流の真髄を体現した伝説の夜 大谷翔平が超えた伝説打者が語った“想像”「明らかに人とは違う、違う選手であると思う」
自然とレジェンドの言葉を思い出していた。2019年3月に自身の現役引退会見に登壇したイチロー氏は、「大谷が今後どんな選手になるか」と問われ、「世界一の選手にならなきゃいけないですよ」と目を細めながら、こう語った。
「ワンシーズンはピッチャー、次のシーズンは打者として。それでサイ・ヤング賞とホームラン王を取ったら……。(普通は)そんなこと考えることすらできないですよ。でも、翔平はその想像させるじゃないですか、人に。この時点で明らかに人とは違う、違う選手であると思うんですけれど。その二刀流は面白いと思うんですよね。ピッチャーとして20勝するシーズンがあって、その翌年には50本打ってMVP取ったら、これは化け物ですよね。でもそれは想像できなくないですからね。そんな風に思っています」
この時から約6年の時が経ち、名門ドジャースの“顔”となった大谷は、おそらくイチロー氏が想像した二刀流の次元も超えた。果たして、ここから日本が生んだスーパースターは、どれだけのドラマを見せてくれるのか。ポストシーズン史上初の「1試合3本塁打&10奪三振」をやってのけても「良いところ悪いところを探したいなと思ってます」と淡々と振り返る姿に、ワクワクが止まらない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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