「本当になんてやつだ…」大谷翔平の伝説的な3HR&10Kにブルワーズナインは何を思ったのか 敵ベンチにも溢れた「史上最高」への興奮
「強烈に叩かれたね。2ストライクまでは行って、巧いこと追い込んだけど、最後の一球が少しだけ甘く入ったんだ。(大谷が現役最高の議論は)今夜で終わりだ。6イニング以上も投げて、3本塁打だよ? そんなの100年は誰も見たことがないはずだよ(笑) こっちは本当に手も足も出なかった」
誰もが「史上最高の試合だった」と語った。その中で極めつけとも言える証言をするのは、ブランドン・ウッドラフだ。32歳の右腕は、「ドジャースに脱帽するしかない。彼らは信じられないプレーをしていたし、強すぎてどうすることもできなかった」と素直にライバル球団のケミストリーを認めた上で、こう続けた。
「ショウヘイがやったことはかなりとんでもないことだった。もうお手上げって感じだ。彼がホームランを打った直後に、こっちのダッグアウトで『たぶん俺たちの人生で、あいつみたいな存在を見ることはないね』って話していたんだ。つまり、ショウヘイがやっていることは、誰も成し遂げることがないようなことなんだ。僕らは今、信じられない選手を目撃している」
打たれてもなお、最後の最後まで大谷との勝負を選択し続けた。そんなブルワーズナインの決断も、伝説を作る上で重要な要素となったと言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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