「俺らとは全く次元が違う」大投手カーショーが見た衝撃の10K&3HR 大谷翔平の伝説試合後に繰り返した「ありえない」
もっとも、今ポストシーズンでの大谷は決して調子は良くなかった。とりわけ打者としては、この試合までの9試合で、打率.158、17三振と苦心が続いていた。それでも一発でムードを一変させた才覚は圧巻の一語である。
その才能を「本物」と評するのは、キケ・ヘルナンデスだ。試合前に「プレーオフで2本塁打を打つのは誰だってできる。でも、本物は3本は打たないと」と大谷に発破をかけていたという34歳は、米スポーツ専門局『Sports Net LA』のフラッシュインタビューで、こう振り返っている。
「ショウヘイ……。もう誰も彼の不振の話なんかしてない。僕らはおそらく全員が昨季の50-50(50本塁打・50盗塁)を達成した試合を『過去一に最高の瞬間を見た』と思っていた。でも、この試合で変わったよ。3本塁打も打って、マウンド上で10三振も奪って勝つなんてね。ありえないよ。本当に非現実的だし、あいつは本物だ」
敵味方関係なく称賛を集める大谷。今ポストシーズンの主役へと躍り出た偉才はもう止まらない。ワールドシリーズ連覇に向け、期待はより一層高まっていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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