本当にドジャースは野球を“台無し”にしているのか 他球団幹部が囁く不満に米識者が異論「支払いを渋った結果こそが真の問題」

タグ: , , , 2025/10/20

メジャーリーグを席巻する圧倒的な強さを見せつけているドジャース(C)Getty Images

 世界連覇を目指すスター軍団は、あまりに強かった。

 現地時間10月17日、ドジャースはミブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に5-1で勝利。今季のメジャーリーグ最高勝率チームをスイープし、2年連続でのワールドシリーズ進出を決めた。

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 投打でブルワーズを圧倒した。攻撃で合計32安打、15得点を叩き出せば、守っても4試合でわずか4失点。敵右腕のブランドン・ウッドラフが「強すぎてどうすることもできなかった」と振り返るほどの破壊力を見せつけた。

 もっとも、球界を席巻するスター軍団の快進撃に一部で不満が噴出しているのも事実だ。米スポーツ専門局『ESPN』のリポートによれば、年俸総額がMLB下位6球団の合計に匹敵するドジャースには他球団幹部から懸念の声が上がっており、MLB内でのサラリーキャップ制度(年俸総額やチーム予算に上限を設ける制度)導入を推す声が「今以上に強くなる」という。

 豊富な資金力を背景に戦力強化を続けるドジャースに対しては、以前から批判的な見方はあった。だからこそ、デーブ・ロバーツ監督もブルワーズを打ち破ってのリーグ優勝後のフラッシュインタビューで、「シーズンが始まる前に、“ドジャースが野球を台無しにしている”と言われた。だから、あと4勝して、本当に野球を台無しにしよう」と訴えかけたのだろう。

 実際、ドジャースに“非”はない。ここ数年で大谷翔平や山本由伸、タイラー・グラスノー、テオスカー・ヘルナンデス、ブレイク・スネル、タナー・スコット、佐々木朗希など大物選手を次々と獲得し、年俸総額3億9400万ドル(約593億円)にまで膨らんでいるのは事実だが、何ら不正は犯していない。

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