ド軍名参謀が証言した大谷翔平の原動力 3HR&10Kに集約された“異端の理由”「肉体的にどう対処しているかは理解できない」
大谷への賛辞を惜しまずに語ったウッドワード氏(C)Getty Images
解説者が「言葉を失った」と認めるほどの図抜けた活躍だった。去る10月17日、本拠地で行われたブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で、「1番・投手兼指名打者」で先発した大谷翔平(ドジャース)は、投げては7回途中無失点、10奪三振の快投。打っても3本塁打の離れ業をやってのけた。
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球界は大谷一色となった。試合を目の当たりにしたお茶の間のファン、メディア、そして球界OBからは「史上最高」を謳う賛辞が噴出。MLB通算136勝の実績を持つロン・ダーリング氏は「今も言葉を見つけられていない」とあ然とした。
まさに異端な存在となっている大谷の原動力は何か。舞台裏での振る舞いを知る関係者からは、「彼にはどんな時でもひたすら努力を続ける能力がある」との証言がされた。
米ラジオ局『SiriusXM』の番組に出演したドジャースの一塁走塁コーチを務めるクリス・ウッドワード氏は「私が何よりも感銘を受けるのは、調子が良い時も悪い時も変わらない、毎日の安定感だ」と断言。スーパースターになっても変わらないプロフェッショナルな姿勢を語った。
「ショウヘイの人に対する接し方、そして人生そのものの捉え方は驚くべきものがある。私は、選手としても、コーチとしても、色々なスーパースターと接してきた。だが、彼のような選手は他に会ったことがない。初めてだった」






