「人間が飛ばせる場所じゃない」大谷翔平、規格外の衝撃 移籍2年でドジャースタジアム飛距離「トップ5の3本」を占拠
大谷の圧巻の長打力が改めて注目されている(C)Getty Images
MLB公式サイトは現地時間11月24日、2015年の計測システム「スタットキャスト」導入後のドジャースタジアムでの本塁打飛距離ベスト5を紹介した。「彼が5本中3本も!」の見出し通り、うち3つが大谷翔平のバットから生まれたものだった。
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1位こそ、現在ヤンキースのジャンカルロ・スタントン(475フィート=約145メートル)に譲ったものの、2位、3位、そして5位と大谷が放ったビッグショットが続いた。
2位は2024年7月21日のレッドソックス戦。カッター・クロフォードに見舞った一撃は飛距離473フィート(約144メートル)で、スタントンがマーリンズ時代の2015年に放ったトップとはわずか2フィート(約60センチ)の差しかない。右中間への特大アーチは外野コンコースで弾み、そのまま中堅裏のセンターフィールドプラザへと転がっていった。デーブ・ロバーツ監督は「あそこは人間が飛ばせる場所じゃない。なんてことだ」と驚きのコメントを残していた。
3位は記憶に新しい今年のポストシーズン、10月17日のブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦だ。ワールドシリーズ進出を決めた試合で大谷は1試合3本塁打したが、その2本目。チャド・パトリックから放った469フィート(約143メートル)の放物線は右中間場外へ飛び出した。同僚のフレディ・フリーマンも「アンビリーバブル」とばかりにベンチで頭を抱えるしかなかった。






