正捕手は痙攣し、大谷翔平は注射治療…壮絶だったWS18回の激闘 ド軍ナインが証言した舞台裏「点滴をしていた選手が何人もいた」
「実は13回ぐらいから身体が痙攣を起こし始めて、(ダグアウト裏で)水分と食事をとるようにしていたけど、なかなか痙攣が止まらなかったんだ」
この時、ロバーツ監督の下には「(スミスが)痙攣をしているから変えた方が良いかもしれない」と助言が届いていたという。それでも正捕手として計10人の投手を引っ張ってきた30歳は「絶対に代わるつもりはなかった」という。
もっとも、シリーズを通して、コンディション面の不安を抱えていたのは、スミスだけではなかったという。ロバーツ監督曰く、全員が満身創痍の状態だった。
「点滴をしていた選手が何人もいたんだ。キケやグラスノー、そしてショウヘイ(大谷翔平)もそうだ。このワールドシリーズは本当に全員がフィールド上で全てを出し切っていた。ただ、監督としてチームに望むのはそういう姿勢だ」
無論、日頃からの準備の賜物ではある。ただ、誰もが気迫を出し尽くしたからこそ、“世界連覇”の目標は成就したと言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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