大谷翔平、左肩亜脱臼でWS出場継続に不安も 偉才の現況をロバーツ監督が告白「筋力と可動域は問題ない。勇気づけられる」

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 その後、トレーナーに支えられるようにしてベンチ裏に下がっていった大谷は、試合終了とともに即座に球場を後に。現地メディアではスタッフと話し込む姿もあったとも伝えられており、病院でセカンドオピニオンを受ける可能性が高いと見られている。

 今ワールドシリーズで活躍が注目されている大谷。それだけに現地メディアでも不安の声は上がっている。ニューヨークの日刊紙『New York Post』は「ドジャースの圧勝にショウヘイ・オオタニの負傷が影を落とす」と指摘。負傷時に静まり返った球場内の雰囲気については「ヨシノブ・ヤマモトにスタンディングオベーションを送った活気ある雰囲気は一変した。誰もが倒れこんだオオタニに息をのむしかなかった」とリポートしている。

 試合後にドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、「彼は左肩を亜脱臼している。検査でCTスキャンを撮ったらもっと詳細に状態が分かると思う」と現状を公表。その上で「筋肉に大きな影響はないし、可動域も良好だった。それが我々を勇気づけている」としている。

 通常であれば、脱臼は完治に約2~3週間の離脱を要するとされている。背番号17のワールドシリーズ中の復帰は厳しいように思えるが、状況が状況なだけに強硬出場をするのか。今は明日に行われるという精密検査の結果が待たれる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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