「本当にメジャーでやれるのか」元エ軍GMが激白 MLB移籍時に大谷翔平に抱いた疑念「最高の打者になると予想はできなかった」

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 疑問はエンゼルス内にもあった。それでも「僕らは長年、投手としても、野手としても、彼をスカウティングしていたし、あの才能が本当に欲しかった」と語るエプラー氏は獲得を進言。交渉の場では「どう起用するかに焦点を当てた。僕らはとにかく彼にとってやりやすい環境を作ることを約束した」という。

 球団全体で本気となった熱心な勧誘の成果もあり、大谷を口説き落とした。そんな歴史的な交渉をエプラー氏は、こう振り返っている。

「誰も経験したことがない挑戦をしようとしていた彼は自分自身を僕らに託してくれた。自分を支えてくれ、と。ショウヘイは多くのものを捨ててメジャーリーグにやってきた。他の誰も比べ物にならないほどにね。

 あの時点で、彼は2年も待てば、大金を手に出来ていたかもしれないし、そもそも別の球団を選ぶことだってできたはずなんだ。だけど、彼はエンゼルスを選んだ。僕らはあの時に一枚岩になって、メディアや他の選手が抱く疑問や不安から彼を守る決意をした」

 そこから9年。大谷はメジャーリーグでも投打二刀流を確立し、唯一無二の存在となった。まさに時代の寵児となった男の現況は、「君はチームの中心になるんだから、雑音なんか気にするな。僕らは君を信じている」(エプラー氏談)と支え続けた人たちの想いの賜物とも言えよう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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