会心の45号弾で“50-50”に再び前進 大谷翔平の快進撃にド軍カーショウがMVPの価値を主張「何が最も貴重かを網羅するべきだ」
開幕から大谷と1・2番コンビを組んできたムーキー・ベッツは、「賛成しているわけじゃない。でも、彼がしていることはこれまで誰もやっていないことなんだ。」と指摘。「攻撃でも、守備でも、チームを助ける最高の選手がMVPだと思う。最も価値ある選手さ。そこに正解も間違いもない。ただ、彼がいなかったら僕らは今の順位にいないことは確かだ」と強調した。
そんなベッツよりも強い口調で大谷の“価値”を説いたのは、MLB通算212勝のクレイトン・カーショウだ。百戦錬磨のベテラン左腕は、こう訴えかけている。
「MVPは何が最も貴重かを全て網羅するべきだと思う。もちろん、守備もその一部を成すべきだ。だけど、今年のショウヘイのようにあれだけ攻撃面がずば抜けていて、他の選手より“貴重な”選手のであれば、DHだろうと選出されてもいいと思う」
歴史的記録を打ち立て続け、偉業に迫る大谷は、同僚たちが推挙するようにMVPを手にできるのか。その行方に関心が高まっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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