大谷翔平は“守れなくても”…NY紙記者も認める異次元の価値「オオタニがMVPを獲得しないのは信じがたい状況」

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 かねてから「守備に就いていない」と批判的な意見を集めていた大谷。そうした中でも高い貢献度を発揮し、数値化もされている。ゆえにフルタイムのDHと言えど、MVP受賞の可能性が高いと言える。

 現地メディアの間でも大谷の3度目の戴冠を論じる声は日に日に強まっている。大谷に対して、何かと辛辣な米紙『New York Post』のコラムニストであるマイク・ヴァッカロ氏は「DHの選手がMVPを獲得する資格があるかどうかという問題で行き詰まるとしたら……まぁ理解はできる。結局のところ、明確な答えのない問題を議論するのがスポーツの醍醐味でもある」と指摘した上で、「オオタニはMVPになるべきか?」の話題に、こう持論を記している。

「たしかにフランシスコ・リンドーア(メッツの遊撃手)は、オオタニに取って代わる候補者だったが、背中に故障を抱えたせいで彼の地位は揺らいだ。そして、今、オオタニがMVPを獲得しないというのは信じがたい状況になった。実際のところ、MVPを巡る議論はほとんど論点を外れており、オオタニが今シーズンに何をしたかに関する真実を見えにくくしている。オオタニの記録した50-50は、誰かが近づくことすら大変なとてつもない数字だ」

 打者として図抜けた価値を示してきた大谷。その努力は“野球の本場”でも認められている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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