大谷翔平のMVPに異論! 米識者が「私はそう思わない」と主張「オオタニは史上最高の打者でも、史上最高の投手でもない」
獲得間違いなしとの声もある大谷のMVP。しかし、米識者からはポストシーズン好調のシーガーを推す声が上がっている。(C)Getty Images
今シーズンのアメリカン・リーグにおけるMVP受賞が有力視されている大谷翔平(エンゼルス)。右肘側副靭帯の損傷など度重なる怪我により、レギュラーシーズンの早期離脱を余儀なくされたが、2年ぶり2度目の戴冠は揺るぎないものと見る向きは強い。
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一方で全くの異論がないわけではない。8年連続でポストシーズン未出場となったチーム成績もあり、他に獲得すべき選手がいると指摘する識者もいる。そのなかの一人が、米スポーツ専門局『ESPN』や『CBS Sports』でアナリストを務めていた元アストロズのウェス・クレメンツ氏だ。
今年9月に自身のX(旧ツイッター)において「私はオオタニが今年のMVPだとは微塵も思わない。コーリー・シーガーこそ今年のMVPだと思っている」と投稿していた“元プロ野球選手”は、メジャーリーグのポストシーズンもいよいよ佳境を迎えるなかで、ふたたび大谷との比較論を強調している。
シーガーの所属するレンジャーズが参戦しているワールドシリーズが開催された現地10月31日にクレメンツ氏は自身のXを更新。「私はレギュラーシーズンが終わる3週間前に、シーガーがMVPになるべきだと言った。今なら皆が理解してくれるかもしれない」と主張したのだ。