「オオタニが打てないと勝利は厳しい」完敗ドジャースに現地メディアが厳しい指摘 「特に精彩を欠いた5人がいた」とも
打者では、「8番・中堅」で3打数1安打の成績だったトミー・エドマンの名前も。2回裏、1死1・2塁で回ってきたこの日の第1打席、1塁へのライナーで併殺打に倒れた場面を挙げ、「あの重要な場面で彼が打てなかったこと、またはせめてオオタニに打席が回る可能性を作れなかったことが残念だった」と指摘する。
また、2試合連続無安打のベッツにも同メディアはシビアな評価だ。「残念ながら、最近のポストシーズンではベッツが不調であり、それが10月にドジャースが結果を出せない理由の1つとなっている」と分析。続けて「フレディ・フリーマンが欠場する可能性がある中で、このチームが勝ち抜くにはベッツが本来のパフォーマンスを発揮する必要がある」と見解を示した。
そしてもう1人、主軸である大谷のパフォーマンスにも同メディアは言及する。初戦の活躍にも触れながら、「第2戦では調子が変わってしまった」と評しており、4打数ヒット無し、2三振を喫した背番号17に対し、「相手先発のダルビッシュはドジャース全体にとって攻略が難しい存在だったが、それでもオオタニが打てないとチームの勝利は難しい。ヒットも、四球も、デッドボールすらも得られなかった」と振り返っている。
大差となったスコアが示すように、ドジャースは完敗ともいえる内容だった。移動日を挟んでの第3戦はディビジョンシリーズ突破へ王手が懸かる大一番。敵地に乗り込むドジャースナインには奮起が求められる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】異次元のWAR9.2でもMVPにあらず メッツ指揮官が大谷翔平に異論「我々は“最も価値がある選手”について話している」
【関連記事】ジャッジこそ“No.1” 「守れない」大谷翔平との比較論で米誌編集長が断言する理由「オオタニの貢献は攻撃面だけ」
【関連記事】今冬も異次元の大型補強は必至? 米メディアがドジャースの32HR&112打点の大型遊撃手獲得を予測「無限の資金もある」