5月8HRと量産体制の大谷翔平ならできる「MLB史上4人しかいない快挙」 年間55号ペースで見えた“ボンズ未達成の大記録”

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圧巻の2連発を放った大谷。(C)Getty Images

 本拠地が熱狂する規格外の2発となった。現地時間5月15日、ドジャースの大谷翔平が本拠地でのアスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場。3回の第3打席に2試合連続となる14号3ランを放つと、続く4回の第4打席にも中堅フェンスを軽々と越える15号2ランをマークした。

【動画】2打席連発!大谷翔平が止まらない 14号3ラン、15号2ランを放つシーン

 チームが3回まで毎回の13得点と一方的な試合に持ち込んだ中で、大谷は異彩を放った。

 まずはドジャースが7-2とリードした3回1死一、二塁で迎えた第3打席だ。相手2番手右腕ジェイソン・アレクサンダーと対峙した大谷は、カウント2-0から外角真ん中に甘く入った81.8マイル(約131.6キロ)のチェンジアップをジャストミート。逆方向に弾き返した打球は、102.9マイル(約165.5キロ)のライナーであっという間に左翼席に着弾した。

 地元スポーツ専門局『Sports Net LA』の解説を務めたエリック・キャロス氏が「オオタニは軽く打っただけのように見えたが、信じられないパワーだ」と目を丸くした一打で、アスレチックスをダメ押した大谷の勢いはどうにも止まらない。

 4回裏に1死一塁でふたたびアレクサンダーと対峙した大谷は、カウント3-1から真ん中低めに沈んでいった90.3マイル(約145.3キロ)のシンカーを強振。打球速度109.6マイル(約176.3キロ)で弾き出された打球は、球場全体が騒然となる中でフェンスを越えた。

 本拠地で割れんばかりの「MVPコール」を受けた大谷。目の肥えたドジャース・ファンの反応が、今の大谷の凄まじい勢いを如実に物語る。

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