「ひねくれた人がいるのは確かだ」トップを独走する大谷翔平への”難癖”を米記者が一蹴!「少なく取り上げるのは不謹慎だ」
歴史的な活躍が続く大谷。その投打にわたる快進撃にはアンチからの意見も噴出している(C)Getty Images
初夏の訪れとともに大谷翔平(エンゼルス)の勢いは増すばかりだ。去る6月30日に行なわれたダイヤモンドバックス戦では、両リーグ一番乗りとなる今季30号をマーク。現地7月1日終了時点で、打率(.306)のみ及ばないものの、本塁打(30号)と打点(67)でリーグトップに君臨し、にわかに三冠王の可能性も見え始めている。
その凄まじい勢いは、昨季に及ばなかったライバルを凌ぐハイペースだ。というのも、出場82試合での30号到達は、昨シーズンに年間62発でアメリカン・リーグ新記録を樹立したアーロン・ジャッジ(ヤンキース)に並ぶ数字なのだ。
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もっとも、ジャッジは6月3日に右足親指の靱帯を断裂して戦線を離脱中だ。ゆえにSNSでは一部のファンから大谷の快進撃に「単にジャッジが故障しているから」「昨シーズンのMVP(ジャッジ)がいれば独走はありえない」「健康ならジャッジがMVPだ」といった”難癖”もつけられた。
しかし、そういった意見を圧倒的に上回るのが、大谷の活躍に驚き、賞賛する声だ。米スポーツ専門局『CBS Sports』のマット・スナイダー記者は、投打の図抜けた成績をまとめたうえで、「今年のオオタニは彼が二刀流を全うしきった3シーズンで最高のものであり、いまさらに進化を続けている」と絶賛。そのうえで、“アンチ”への嘆きを記した。
「オオタニのことは聞き飽きたとか、オオタニについて喋りすぎだと考えるひねくれた人がいるのは確かだ。しかし、いまの彼をこれまでより少なく取り上げるのは不謹慎だろう。むしろ、もっと取り上げるべきなんだ」