61年間も守られた記録をたった1年で!? 歴史的量産体制にある大谷翔平に米記者愕然「再び破られるかもしれない」
連日のようにホームランを量産し続けている大谷。その快進撃に米記者もただただ驚くばかりである(C)Getty Images
稀代の天才が歴史的なハイペースでホームランを生み出し続けている。
現地7月2日に本拠地で行なわれたダイヤモンドバックス戦に大谷翔平(エンゼルス)は「3番・指名打者」で先発出場。チームが2点をリードした8回裏にダメ押しとなる31号のホームランを放った。
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8回裏に2死無塁で打席に立った大谷は、相手左腕カイル・ネルソンと対峙すると、カウント1-2からほぼ真ん中に投じられた83.6マイル(約134.5キロ)のスライダーをジャストミート。「パキャンッ」という乾いた音ともにライト方向へ打ち出された打球はあっという間に飛距離を伸ばし、スタンドの中段に着弾。打った瞬間に相手投手が「やられた」と下を向く強烈な打撃だった。
直近7試合で6発と量産体制に入った大谷。本塁打王争いでも2位につけるホワイトソックスのルイス・ロバートJr.と7本差とするシーズン58発ペースで独走態勢を維持し続けている。
何よりも興味深いのは、ヤンキースの主砲が披露した歴史的な快進撃を超える領域に突入したという点だろう。米データ専門会社『Codify』は、昨季にアメリカン・リーグ新記録となる年間62本を放ったアーロン・ジャッジが31本目を放った89試合目。一方で今季の大谷は86試合でそれに到達したという。