不振ベッツを気遣った大谷翔平の"神発言"が話題…試合後インタビューでもさらりとファロー「大谷さんの優しさがにじみ出ている」「泣ける」
開幕からなかなか状態が上がってこないベッツを考慮し、デーブ・ロバーツ監督も後半戦から動いた。ベッツを1番、大谷を2番に置く、昨年開幕当初のオーダーに戻したのだ。
NHK-BSの中継解説でも流された試合後インタビューでは、初回の35号2ランについて「先制を打たれてしまったので」やり返したい気持ちがあったとした上で、その後の発言だった。
「ムーキーが出てくれたので、つなげればいいなと思って。結果的にホームランになって良かった」と笑顔。"つなぐ"意識でホームランというのも恐れ入るが、何より先頭のベッツがしっかり四球を選んでくれたことが大きかったと称えたのだ。
試合後には後半戦からの打順変更に関して、ロバーツ監督からメッセージを受け取ったとした上で、まったく不満はなく「みんなが心地よく打てるのが1番」と、9番でもいいとジョークで返したというやり取りも明かされた。
あくまでフォア・ザ・チームの姿勢を崩さない背番号17の発言の数々にはネット上でも「泣ける」「大谷さんの優しさがにじみ出ている」「ベッツにも届くといいな」「まさに神発言」と反響が拡がっている。
チームには故障者も多く抱え、苦しい状況の中、世界一連覇にはベッツの力も欠かせないことは間違いない。チームメートを思いやり、パフォーマンスでもチームをけん引していく大谷の姿勢が引き続き、注目されそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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