大谷翔平が“50本塁打&50盗塁”を達成する可能性は? 米記者が持論「驚くほど難しいが、行く手に大きな障害はない」
単純計算ながら大谷の33試合での本塁打ペースは10.4本だ。盗塁ペースも1試合に1個を数え、現時点では記録到達は射程圏内ではある。だが、レギュラーシーズンが佳境を迎え、ポストシーズン争いも過熱する中では、相手に勝負を避けられるケースも増えてくる。ゆえに「言うほど簡単じゃない」のである。
しかし、デ・ローサ記者は「50-50は驚くほど難しいものだ。しかし、十分に可能だ」と繰り返す。
「全体的に見れば、オオタニの行く手に大きな障害はない。ケガによってパワーやスピードが落ちているわけでもない。チームの今後のスケジュール的には、決して有利とは言えないが、彼ならなんとかなりそうである。
残りの約1か月で打率と出塁率が再び上がってくれば、50-50のマイルストーンに到達する可能性はさらに高まる。無論、結果的に達成できないかもしれない。しかし、本当にスペシャルな選手が50-50という歴史的な記録を追いかけようとしているのだから、それについて考えるのは楽しいことじゃないか」
ドジャースの地区優勝、ひいてはポストシーズン争いも激化する中で、球史で唯一無二の金字塔を大谷は打ちたてられるか。それこそ本人の望んできた「ヒリヒリした9月」がどうなるかは大いに注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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