「どうやったら両方でトップになるの?」“異次元領域”の大谷翔平に敵戦士たちが漏らす本音「本当にイライラさせられる」
投打で違いを生み出し、球界に衝撃を与えている大谷(C)Getty Images
およそ投手とは思えない打撃成績が衝撃を生んでいる。
現地時間9月19日、本拠地でのジャイアンツ戦にドジャースの大谷翔平は「1番・指名打者」で先発出場。チームが1点ビハインドで迎えた5回の第3打席に、52号スリーランを放った。直近7試合で4発目とした偉才は、単純計算ながら年間55.7本とキャリアハイペースに乗せた。
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今季の大谷は右肘側副靭帯の損傷から「投手」として実戦に復帰。いまだ最大5イニングの制限下にあるものの、前人未到となる「シーズン50-50(50本塁打、50奪三振)」と達成した背番号17の活躍は、まさに規格外と言っていい。
大谷がいかに球史においても図抜けた存在であるか。それを語ったのは、米日刊紙『San Francisco Chronicle』において、「彼がどうやって、(投打二刀流)をやっているのか分からない」と証言したジャイアンツのブライス・エルドリッジだ。
エルドリッジ自身もかつては二刀流での成功を目指していた。高校時代には投手として、防御率1.30、88奪三振の好成績を収めるほどの実力者だった。しかし、メジャーリーグの世界に飛び込み、「僕が、まだ(投打の)両方やっていたら、今ここ(メジャーリーグ)にいるかどうかも分からない」と漏らすほどの差を体感させられたという。






