「どうやったら両方でトップになるの?」“異次元領域”の大谷翔平に敵戦士たちが漏らす本音「本当にイライラさせられる」
だからこそ、投打の両方でメジャートップクラスの結果を残す大谷をエルドリッジは、シンプルに「天才だ」と評する。
「今も頭の片隅で投手のことを考える時はある。だけど、一体、どうやったら両方でトップになれるの? 僕には彼がどうやって両立しているかが見当もつかない。あれは間違いなく天から授かった才能であり、努力であり、正しい計画と実行力の賜物だね。いつも彼を見ていると、『これ以上は良い成績は出せないでしょ』と思うんだ。でも、どういうわけかいつも良くなるんだよね」
また、エルドリッジの言う「天賦の才」を羨ましく思う選手もいる。ジャイアンツの正三塁手であるマット・チャップマンは、「俺はショウヘイの台頭を間近で見てきたんだ。彼は明らかに素晴らしい選手だ。素晴らしい投手であり、素晴らしい打者でもある。それでいて、さらに上を目指し続けているんだ」と指摘。その上で、正直な胸の内も明かしている。
「彼が同じ地区にいると、本当に素晴らしいと思うと同時に、本当にイライラとさせられるんだ。間違いなく、彼は今のメジャーリーグで最高の選手さ。そしてバリー・ボンズやベーブ・ルースといった偉大な選手たちも凌ぐ、史上最高の選手であるという事実は否定できないね」
ライバルたちを仰天させ、そして「史上最高だ」と脱帽させる――。この称賛の数々こそが、大谷の偉大さを大いに物語っていると言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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