「28球」で復帰登板を終えた大谷翔平 専門メディアが「使用率は間違いなく注目に値する」と注目した球種とは

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シンカーは今後の武器になりそうだ(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間6月16日、ドジャースタジアムでのパドレス戦に「1番・投手」で出場。実に663日ぶりに“二刀流”でのプレーを公式戦で披露した中で、先発投手としてのピッチングに大きな注目が集まった。

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 大谷はこの日、任された1イニングで打者5人に28球を投じ、2本の安打を許し、1失点を喫している。もちろん、約2年ぶりのマウンドはまだ”リハビリ登板“の意味合いもあり、ピッチングのクオリティは今後の公式戦において、さらに磨かれていくことになる。

 また今回の28球の中で、すでに過去の内容との大きな変化を指摘する声も伝えられている。ドジャース専門サイト『SBNATION True Blue LA』では、この日、大谷が投げた球種の1つであるシンカーに着目している。

 同メディアは、パドレス2番ルイス・アラエスの3球目、見逃しでのストライクを奪ったシンカーに対し、「1ボール1ストライクからぎりぎりに決まった1球は見事だった」と絶賛。さらに、「興味深いのは、オオタニがこのシンカーという球種を、ある日突然メジャーの舞台で投げ始め、それがしっかり通用してしまったという点だ」などと指摘する。

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