ド軍投手デビュー戦で刻んだ“異次元データ”の数々…大谷翔平の凄さを「改めて思い知らされる記録だ」 米記者がXポストを連投

大谷は二刀流復活でまた新たな記録を作っていくことだろう(C)Getty Images
現地時間6月16日(日本時間17日)、ドジャースの大谷翔平は、本拠地パドレス戦に「1番・投手」で投打同時出場。1回2安打1失点の投球内容で降板すると、打撃でも4打数2安打2打点、1四球と存在感を示し、6-3の勝利に貢献した。二刀流でプレーするのは、エンゼルスに在籍していた2023年8月のレッズ戦以来、実に663日ぶりだ。
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この歴史的な二刀流復活には、米メディアも興奮を隠せない。なかでもXを頻繁に更新していたのは、米球界の記録やデータに精通しているMLB公式サイトのサラ・ラングス記者。投手復帰が発表された直後には、「オオタニが月曜、このリストにもう一行を加える」とつづり、投打での“凄まじい実績”を紹介した。なお、今季ここまで大谷は、25本塁打を記録している。
「オールスターブレイクまで少なくとも1試合に先発登板した投手の最多本塁打(オールスターゲームの初開催が1933年):
2021年 ショウヘイ・オオタニ:33本
2023年 ショウヘイ・オオタニ:32本
2022年 ショウヘイ・オオタニ:19本
2018年 ショウヘイ・オオタニ:7本
2001年 マイク・ハンプトン氏:6本」
その後もラングス記者は、「彼がいかに信じられない存在か、改めて思い知らされる記録がこれだ」と続け、「1900年以降、1番打者を務めた先発投手」のリストを提示。「1968年9月22日シーザー・トーバー氏、1953年9月27日アルビン・ダーク氏、1901年9月30日ジム・ジョーンズ氏」とそれぞれ1回限りの事例が並ぶ中、大谷は、たった一人で12回も常識を覆している。