「ワガママなスターではないと示した」ルーティーンを崩した大谷翔平の“志願登板”に米紙も敬服「通常は勇気ある行動とは言えない」
全国紙『USA Today』は、「何より、彼の投げたいという意思が強かった。私はそういう姿勢を本当に尊敬する。ルーティーンが決まっている先発投手が、数日も前倒しをして方向転換を図ろうというのは、このチームに何が必要かを物語っている」と訴えたデーブ・ロバーツ監督のコメントを伝えた上で、「オオタニは前例のない負荷を支えているルーティーンワークを大事にしている。だが、必要に応じてそれを捨て、チームを助ける“準備”もできている」と自己申告による登板劇を称えた。
「投手が先発日を数日繰り上げるのは、特に十分な休養期間が確保されていた場合には、通常は勇気ある行動とは言えない。だが、今回の出来事は、ドジャースにとって最高の選手が決してワガママなスターではないことを示したと言える。緊急時にはガラスを割って、ショーを見るべきなのかもしれない」
自身の理想とする“流れ”を崩してまで、チームを支えに奔走した。その姿勢も彼のスター性を物語る一例だと言えそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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