“受賞疲れ”の懸念浮上も「オオタニ以外はあり得ない」 米識者が大谷翔平の4度目となるMVPを断言する「理由」とは?
大谷が受賞となれば、個人で4度目となる。当然ながら日本人選手では史上初の快挙だ。そうした状況下で懸念されるのが、二刀流スターに対する世間の「受賞疲れ」だ。実際、米メディア『The Athletic』の名物記者ジェイソン・スターク氏のリポート内でも「『一体何年連続で同じ賞を同じ男に与えるんだ?』。数多くの人たちが、ショウヘイ・オオタニという男が『我々とは違う銀河系から来たエイリアンの超人だ』とあまりに言われすぎて、『もうたくさんだ!』と言う寸前かもしれない」と言及されている。
そうした風潮を理解しつつ、「二刀流としてプレーを続けられるのなら、オオタニは6回か7回ぐらいはMVPになる」と訴えたパトリック氏は、こう続けている。
「何度も言ってきたが、今の水準のバッティングを続け、投手としての要素も加えられるなら、彼に匹敵する選手は他に誰もいない。彼はベーブ・ルースよりも印象的なことをやっているんだよ。
ベーブは90勝以上を挙げた偉大な投手だったが、突然、史上最高の打者に転向したと言える。ほとんど同じタイミングで二刀流をこなしてはいないんだ。でも、オオタニは違う。マウンドに立ちながら、同じ試合で打席にも立つ。これを彼は何シーズンも繰り返してきたんだ」
もはや「野球の神様」と称されたレジェンドを越える扱いを受ける大谷。MVP獲得が有力視される中で、稀代の天才はどこまでのパフォーマンスを世界に見せつけるかに注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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