大谷翔平はまたMVPなのか 投票権を持つ米記者が語った複雑な胸中「どうやっても結論は『やっぱりオオタニだ』となる」

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投打で違いを生み出し、存在感を誇示する。そんな大谷の偉才は米記者を悩ませる(C)Getty Images

 今年もMVPとして地位は揺るぎないものになりつつある。投打で違いを生み出し続ける稀代の天才、大谷翔平(ドジャース)だ。

 今年6月16日のパドレス戦で投手として実戦復帰した大谷は、投打二刀流のサイクルをふたたび回し始めた。その異能ぶりは常識からかけ離れた水準を示すスタッツが物語る。投げては、10先発で防御率こそ4.27ながら奪三振率は11.52をハイグレードを維持。打っても、打率.285、44本塁打、83打点、17盗塁、OPS1.018と好成績を収めている。

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 球界屈指の強打者が、ひとたびマウンドに立てばエースともなる。そんな漫画の主人公のような姿を見せつける大谷の存在は、米記者を唸らせ、そして“悩ませる”――。

 現地時間8月21日にMLBの公式ネット局『MLB Network』の番組「MLB Now」に出演した米紙『New York Post』のジョエル・シャーマン記者は、自身も投票権を持つ今季のMVPを予測する討論企画の中で、「正直に言えば、オオタニは楽に勝つと思う。あれだけのバッティングとピッチングを同時にやっているから」と指摘。投打二刀流の価値を認めた上で、ライバルたちとの差が“僅差”であるとも語った。

「今年の投球成績が十分であるかは疑問でもある。それが打撃の評価をどこまで下げてしまうかは私の中でも整理しきれていない。はっきりと言えば、彼と競っているシュワーバーとの差は思ったよりも小さいと感じる。彼にもどこか神秘的で、特別な何かがある」

 たしかに今季のカイル・シュワーバー(フィリーズ)も打撃成績は凄まじい。大谷を凌駕する45本塁打を放ちながら、その他の数字も109打点、長打率.584、OPS.957と安定。ナショナル・リーグ東地区で首位を独走するチームをけん引していると言っていい。ゆえにシャーマン記者は「差は小さい」と論じているわけだ。

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