56発&132打点でも大谷翔平は「別次元」 MVP論争に米記者が本音「誰かを選べたらとも思う。だけど、オオタニは避けられない」
大谷について「実際に投票する記者たちは、いわゆる“疲れ”を今年から感じ始めるかもしれない」と指摘するRJ・アンダーソン記者だが、トレイ・ターナー(フィリーズ)、フアン・ソト(メッツ)の名を挙げ、「しかし、他の誰一人として、オオタニが成し遂げたこと(特に彼の投球を考慮に入れると)を上回っているとは思えない」と断言。その異能ぶりこそがMVPの根拠であると訴えた。
また、マイク・アクシサ記者は「打者として50本塁打を放ち、ひとたびマウンドに立てばエース級の投球を続ける選手こそ、リーグ最高かつ最も価値のある選手だ。正直に言えば、深く悩む必要なんてない」と強調。さらにマク・ウィリアムズ記者は、「私は偽善者かもしれない」と前置きした上で、こう続けている。
「別の選手を選びたい気持ちもあるし、誰かを選べたらとも思う。しかし、もうオオタニは避けられない存在だ。彼は非常にダイナミックな選手であり、その生産性は、たとえ断続的であったとしても、完全に別次元のものだ」
そして、シュワバーとの比較を展開したマット・シュナイダー記者は「シュワバーがシーズンを通して続けた驚異的なパワーには敬意を表する。だが、オオタニのレベルに並ぶ者は他にいない」と力説。そして「MVPについては、長々と説明する必要はない。オオタニは打撃の価値だけでこの賞を勝ち取れるのに、今年は41イニングの平均以上の投球が加味されている」と圧倒的な優位を記した。
議論に白旗が振られ、MVPが確実視される大谷。もはや1位票をどこまで得られるかに注目は集まっていきそうな情勢だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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