大谷翔平は「幸運だった」 受賞確実MVPレースでの“ライバル不在”を米記者が嘆く「彼を追い詰める選手がいなかった」

タグ: , , , 2025/11/13

 一方でナ・リーグにおける“強いライバル”の不在を嘆く声もある。米スポーツ専門局『NBC Sports』のマシュー・プリオット記者は「今年のオオタニが残した成績は昨季(24年シーズン)よりも落ち込んでいた。昨年は史上初の『50本塁打・59盗塁』を達成し、130打点も記録したが、今季はチームメイトをわずか47回しか還せず、102打点となった。投手としても一定の貢献は見せたが、47イニングは大きな差を生むものではなかった」と断言。その上で、持論を展開した。

「オオタニにとって幸運だったのは、ナショナル・リーグには彼を追い詰めるローリーのような選手がいなかったことだ」

 引き合いに出されたカル・ローリーは、確かに歴史的な1年を送った。24年ぶりの地区優勝を飾ったマリナーズの正捕手を務めながら、メジャーリーグの捕手史上最多となる62本塁打を記録。さらに125打点、OPS.948、長打率.589のハイアベレージを叩き出した。

 そんな28歳の名手がナ・リーグにいれば、MVP投票にも変化が起きていたと論じるプリオット記者は、こうも続ける。

「シュワバーは56本塁打、132打点を記録する素晴らしい活躍を見せた。だが、オオタニとの差を埋めるには指名打者以上の役割が求められた。そしてソトは最後の2か月でMVP級のプレーを見せたが、もっと早い段階で調子を上げ、自分に火がつける必要があった」

 仮に受賞となれば、通算7度のバリー・ボンズに次ぐ、歴代2位の回数(4)となる大谷。それが確実視される状況を考えれば、世間の関心を集めるのは満票になるか否かぐらいか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】「真美子夫人が最高の反応!」米誌も注目 優勝パレード中に起きた大谷への衝撃プロポーズに真美子夫人が見せた"神対応"が話題 「仲の良さが伝わる心温まる一幕」

【関連記事】「望みはあるか?厳しそうだ」大谷翔平とのMVP争い シュワバーの地元メディアが“白旗”「再現できない価値がある」

【関連記事】起死回生のWS同点弾の真実 苦しんだロハスを安堵させた大谷翔平の“言葉”「ねぇ君は来年引退できないよ。あと10年、僕と一緒にプレーするんだ」

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム