「全員よりも明らかに上だ」米識者が大谷翔平の3年連続MVPを断言 “アンチ”に懸念も力説した異能「毎年獲るのか? そうあるべき」
「打つだけでも今の彼以上の打者はリーグにはいない。そこに今年は『投手としての彼』の活躍が加わる。彼は投手枠として登録されていないから、ドジャースは別の投手をもう一人だけロースターに配置できる。つまりオオタニの投球は全てがドジャースのプラスアルファになる」
約2年ぶりに舞い戻った二刀流の特異性を伝えたバーランダー氏は、「すでにMVPの筆頭候補であり、ナショナル・リーグで最高の打者でもある彼に、『投手としての貢献』まで加わったらどうなる? それは3年連続4度目のMVPが見えてくるってことだ」と断言。そして、“アンチの声”を予測した持論を展開している。
「当然ながら『このままオオタニが毎年MVPを獲るのか』って声は出てもおかしくない。でも、僕の答えは『YES』だ。むしろ、そうあるべきだとも思う。ただし、投票疲れという問題は出てくる。それはいかなるスポーツ界でも起きてきたことだし、野球界ではマイク・トラウト(エンゼルス)がそうだった。
ただ、オオタニは他の全員よりも明らかに“上”だ。僕が思うに『彼は投手でもある』という事実が、投票疲れの議論を吹き飛ばすはずだ。打撃成績だけなら60本塁打を打っても、『またか』って言われるかもしれない。でも、彼は打率.290~.300ぐらいで、60本塁打、20盗塁ぐらいして、マウンドで防御率3点台で、奪三振の山を築いたらどうなる? 議論の余地はない。2度の手術明けで今の活躍ができているなんて頭が追い付かないよ」
大谷が見せる文字通り「規格外」の活躍をふまえ、「彼はまたもアスリートの限界の壁を壊そうとしている。単純な統計は彼には当てはまらない」と強調したバーランダー氏は、「オオタニのMVPはもう必然だ」と断言した。
果たして、この予測は的中するのか。レギュラーシーズンの戦いが激化する中で、大谷の一挙手一投足に注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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