なぜ大谷翔平はドジャースが“最有力”なのか 14人中10人のMLB球団幹部が移籍を確信している理由とは?
3つ目の項目で「チームはプレーオフでは早期敗退を繰り返している。ここから再びチームを活気づけるには大谷獲得以外にない」と強調したハリガン記者は、5つ目の項目で「ドジャースは潤沢な資金力を持つチームであるにもかかわらず、コーリー・シーガー、トレイ・ターナー、マックス・シャーザーといった大物選手を引き留めようとしなかった」と近年の補強動向を回想。そのうえで次のように続けている。
「昨シーズンのFA市場で彼らは慎重に動き、1年契約とマイナー契約に固執。来シーズン以降も契約を持つ選手はベッツ、フリーマン、マンシー、テイラーだけだ。さらに25年以降の契約を持つ選手はベッツとフリーマンだけ。それだけにオオタニ獲得は1年以上前から契約していたようにすら見える。彼らのやってきたことすべてが、オオタニの獲得につながっている」
猫も杓子も「史上最高の才能」と評する大谷を獲得できれば、すでにスターを数多に有するドジャースにとって鬼に金棒。そんな青写真を実現させるために余念のない準備を重ねてきたのだ。業界内で大谷のドジャース入りがしきりに語られる理由はここにあると言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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