中継ぎ配置転換は負担減になるのか 尽きぬ大谷翔平の起用法論争に米司会が異論「そもそもどこで準備させるんだ?」
「どこで肩を作らせる? それに登板機会がなかったらどうする? クローザーをやっている投手たちに聞けば分かるが、彼らは試合中に何度も準備をしているって言うよ。丁寧に肩を作っては、座って、また肩を作るという繰り返しだ。それをオオタニにやらせるわけにはいかない。野球関係者で安易に『クローザーをやらせた方が良い』という人もいるが、実際は簡単じゃない」
中継ぎへの配置転換の難しさをこんこんと論じるパトリック氏は、こうも続けている。
「DHとして出ている彼に『今のうちに肩を作れ』とは言えるかもしれない。だから成立はするかもしれないが、私は今のやり方が彼に合っていると思う。だから、負担を与えない球団の方針は素晴らしいよ」
今後も大谷の起用法を語る議論はおそらく尽きない。そうした娯楽性を生み出すのも、二刀流スターの凄みの一つと言えるかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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