大谷翔平の“リハビリ登板”に大投手を再起させた米名伯楽が異論 将来的な肉体の酷使に懸念「普通の人間は耐えられない」
スポーツ心理学の博士号も有する名伯楽は、米版『Yahoo! Sports』において「オオタニは打者だと思っている。すでに投手として必要なことは全て証明しているが、球団にとってオオタニの価値は毎日プレーすることにある」と指摘。今以上の肉体の酷使がさらなる怪我に繋がるという持論を展開した。
「私が間違っていることを願うが、いろいろなことが重なれば、彼の肩は耐えられなくなると思う。彼が取り組んでいるというウェイトトレーニングは、打撃において効果的だが、ピッチングにはむしろ害になることがある。そして、マウンドから降りて、打つという動作は肩に6倍の負担を与える。まさに非日常的なストレスだ。普通の人間の肩は、それだけの負担に耐えられなくなるんだ」
その類まれなる才能を否定する気はない。ハウス氏は「彼の投球メカニックは見事で、精神力も強い」と評価した上で「肉体が投打を並行することに長く耐えられないはずなんだ」と指摘。やがてくるかもしれない二刀流の限界を説いた。
何よりも本人が強いこだわりを持って取り組んできた二刀流。ハウス氏の指摘する通り、いつの日か限界が訪れる日はやってくるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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